ディスガイア7 9話 感想
2023/11/11 11:11:50 |
ディスガイア |
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今回はスイセンがパワーアップする話。
以下、ネタバレ。
第九話 『魔改神器の真実』
前回、ウェイヤスの死を予知してしまったスイセンは、ウェイヤスには内緒で皆を集め、彼の死を阻止したいと相談してきました。

始祖の七振りの『全知禁刻』の力を使っているだけあって、スイセンの予知はよっぽどの事がないと外れないからなぁ(汗)
スイセン自身ですら予知した出来事を覆す事が難しいうえ、ウェイヤス本人にバレたら余計にややこしい事になるので、本人には内緒で皆に助けを求めた模様。

初めて会った時も、スイセンはウェイヤスが気になる様な行動はしてましたな。
健気なスイセンの為にも皆は協力すると言って、ウェイヤスの死を回避する事にしましたが、そこに本人が能天気な表情でやって来る。

やっぱやめとかね?
めんどくさー(白目)
フジも「マジでこいつ助けんの?」と呆れ、シーフォーとヒガンは「やっぱ見捨てようか」「ってか今殺ってしまおう」と殺意が湧く。
馬鹿将軍は放って置いて、前回攫われた民衆を助ける為に死国魔界へ行く事になりました。
多分、元ネタは四国地方でしょうな。
ヒガンは昔兄弟弟子とここに来た事がある模様。

元ネタは徳島の鳴門の渦潮なんでしょうが、渦潮のでかさは世界一で、イタリアやドイツと並ぶ三大潮流と言われるレベルの規模らしいですな。
太陽と月の引力や、満ち潮と引き潮による海水の流れによって発生する自然現象みたいですが、死国魔界では巨大な魔タコが渦潮を発生させている設定な模様。
ウェイヤスとピリリカは完全に観光気分で浮かれており、スイセンはこのままではウェイヤスが海に落ちて渦潮で溺死するかもしれないと焦って、渦潮に向かって魚雷を発射。

死国魔界の観光名所が一瞬にして壊滅した。
おまけに幕腐がやって来て戦闘になる羽目に。
(※後日、この魔ダコは無事復活した)
一応倒した幕腐から、工場跡地に上層部が出入りしてるって事で、シーフォーも廃工場から大勢の魂を感じるので、そこを目指す事になりましたが、何を思ったかスイセンはウェイヤスは岩場で転落死するのではと思い、周囲の岩場を全力で攻撃し、ウェイヤスは巻き込まれて瀕死。

我々以上にって事は、ヒガン達もウェイヤスのうざさに若干殺意を抱いていたって事ですな。
まぁ、あれじゃあ殺意を抱かれても仕方ない。
スイセンもきっと怒りが限界に達してたんだね(すっとぼけ)

フジ、そういう事言うとフラグになるからやめなさい(汗)
いやまぁ、そう思うのも仕方ないけどさ。
勿論スイセンは必死に否定しますが、突如フジの予言通りの予知が発生。

言わんこっちゃない(汗)
スイセンと思わしき黒い影がウェイヤスを殺す予知に、スイセンは動揺。
起こって欲しい事以外は口にするもんじゃないよ。
このままでは自分がウェイヤスを殺してしまうのでは?と思ったスイセンは、メンバー内最強のヒガンに羽交い絞めして貰う。

誰かこいつを黙らせろ。
おもんないうえにキモいよ、その冗談。マジで。
そういうとこだっつの。
ここまでウェイヤスを守る事に必死なスイセンにフジは疑問を抱き、スイセンも理由は自分でもよくわからないと混乱するが、それでもウェイヤスが放って置けないと言う。

初めて会った時は幕腐の兵器として冷酷な態度を振る舞ってましたが、すっかり素直な子供になってますな。
当然、フジは人情アレルギーが発動して吐血ですが(汗)
アジトへの隠し通路も発見し、早速侵入しようとしたところで、幕腐の手先が妨害して来ましたが・・・、

スイセンとまったく同じ姿をした少年でした。
戦い方もスイセンとそっくりですが、スイセン自身は自分が幕腐に作られた兵器と言う事以外は何も知らされてないので、どういう事かサッパリわからず。
シーフォーはスイセンに似せた量産型の兵器ではないかと推理するが、スイセンは「じゃあ自分は何者なんだ?」と悩み出す。
この偽物が恐らくウェイヤスの死の原因なんでしょうな。
前作の破壊神的ポジションか、スイセンは(メタ発言)

そうそう。
幕腐にいた頃は命令に従うだけの兵器だったかもしれないけど、少なくとも今はスイセンが自分で考えたうえでここにいるわけですから、自分の意志がある存在で、今まで一緒に過ごしてきた時間もあって仲間である事には変わらんです。
ただ、シーフォーは先ほどの偽物に、スイセンと同じように無数の魂を感じ、尚且つ魂の宿り方が兵器と言うにはおかしいと感じていた模様。
皆に励まされながらスイセンは先に進む事を決意し、アジトに無事潜入しましたが、アジト内は悲惨な光景でした(汗)

培養装置も十分酷いけど、あの血溜まりとか相当酷い事をしてたんでしょうな。
想像するだけでグロい・・・(汗)
フジとシーフォーは幕腐がここで何をしていたのか察し、あまりのおぞましい企みに苦々しげ。
そこにカノンラインが現れ、攫った民衆の居場所を問い詰めると、「もう会っただろ?さっきの少年『シロフネ』が民衆だ」と言われる。

え・・・怖・・・(汗)
だからシーフォーには、スイセンやさっきのシロフネに無数の魂が漂っているのが見えたのか。
悪魔を犠牲にして作った兵器とか、発想が破滅的過ぎる。
ってか、そうするとフジ達が今使っている始祖の七振りも・・・(汗)
あまりにも恐ろしい民衆の末路にウェイヤスは「デタラメ言うな!」と反論するが、カノンラインは涼しい顔で「お前のすぐ隣にも、いい例がいるじゃないか」と、スイセンを指す。

・・・・・・・・・え˝?(汗)
いや、これはマジで引いた。
今までも結構引く場面はあったけど、これが1番引いた。
あんな小さい子を、こんな血溜まり出来る様な方法で兵器に改造したって事でしょ?
えげつなさ過ぎる・・・(汗)
まぁ、ディスガイアはこういうえげつない要素はよくあるらしいからな(前作もかなりえぐかったし、シリーズ初期のバッドEDもえぐい事で有名)

初めて会った時にやたらウェイヤスを見ていたのも、賭博場で仲間になってウェイヤス含んだ皆でギャーギャー言いながら逃走した時に騒がしさが懐かしいと感じていたのも、イッキとしての魂の記憶が無意識に反応してたんでしょうな。
よく考えればすぐわかる事でしたが、流石にあんな小さい子供を兵器に改造とかえげつなさ過ぎて、考えつかんかったわ(と言うより考えたくなかった)

更にカノンラインは民衆を攫わせた『クロフネ』を出しますが、またもやスイセンと同じ顔で、スイセンは『自分は所詮兵器なのだ』と言う事を悉く突き付けられ、精神が疲弊する展開に動揺を隠せず。
でも、この少年の姿なのはどういう経緯なんだろ?
カノンラインがデザインしたのか?
クロフネは培養装置に入った民衆に攻撃を放ち、ウェイヤスは咄嗟に割って入って民衆を守ろうとする。

こういう民衆の為に身体を張るところは、やっぱ期待されていた将軍なんだって思えますな。
だから神杖もウェイヤスを認めてるんかと。
だがしかし、このままでは冗談抜きで予知通り死ぬ事になり、流石のウェイヤスも今回は本気で死を覚悟するが・・・、

スイセンも身を呈して兄を守り、予知の実現を無理矢理阻止する。
『兄上』と呼んでたから、本格的に記憶が戻ったのか・・・と言うより、兄の危機に弟としての魂が無意識に反応して咄嗟に呼んだって感じか。
スイセンの行動に、ウェイヤスも目の前の少年が弟のイッキだと認めざるを得なくなった模様。
一方フジは、弟が我が身を犠牲にして兄を守る姿に、自分の過去がフラッシュバック。

あー、なるほど。
ヒガンが言った通り、確かにこれはピリリカそっくりだわ。
お人好しっぽいところも含めて母親にそっくりだから、フジは無意識にピリリカに親近感を感じて傍にいるって事かと(子供は良くも悪くも親と似た人に惹かれる)
んで、その母親は息子を庇って死んでしまったのか(前作のぴよりと同じ)

夫のムガイは、妻が死んでしまったのは、自分がオープナーに負けてしまった故に日ノ本魔界に戦乱が広がったせいだと豪語し、優しいのは命取りと言わんばかりに「悪魔らしい冷酷な存在になれ」と息子に言い聞かせるが、母のおかげで自分は今も無事で、母の生き方が間違っていたなんて思えないフジは、真っ向から否定。

母の優しさを受け継ぐ決意をするフジに、ムガイは苦々しげ。
この対立から父親を心底毛嫌いをするレベルにまで発展してしまったって事か。
フジは嫌な事を思い出して舌打ちしつつも、自らスイセンの治療を買って出る。
当然、憎まれ口を叩き、ピリリカは「仲間の命が掛かっているのに酷い」と非難するが、ヒガンが「フジに任せろ」と庇う。

ムガイが魔改神器を開発したって事は、悪魔を改造して兵器にしようって考えもムガイの発想って事?
怖・・・(汗)
まぁ、悪魔なら優しい感情を全て捨てろとか言ってたくらいだから、それも人情を捨てた悪魔らしい行動の1つって事なんかと。
しかし、スイセンを治療している最中も吐血し、いつもと違って尋常じゃない出血量にピリリカも心配するが、フジは強情にも憎まれ口を叩くので、仕方なくヒガンがようやく呪いの事を公表。

兄弟子のクリムゾンダークも『身体を蝕む魂呪術』って言ってましたもんな。
いくら何でも人情を感じて吐血するとか呪いでもないとおかしいし。

えええ・・・自覚しただけでも発動するとか、思考の自由さえ許されないって事じゃん(汗)
しかも死に至る呪いとか、完全に相手の人格否定で「心を殺せ」って言ってる様なもんで、ヘタな呪いより性質悪い。
ピリリカは知らなかったとは言え、今までフジに無神経な事をしてしまったと謝罪するが、やっぱフジは「お前みたいなガキに気遣われる筋合いはない」と憎まれ口を叩く。
今回はマジでそう思っているので、ピリリカはショックを受けるが、おかげでフジの呪いも軽減され、治療も順調(笑)
弟子に治療を専念させる為にヒガンはシーフォーと一緒に敵を牽制し、そのおかげでスイセンも無事意識を取り戻すが、ウェイヤスはどう話し掛ければいいかわからず戸惑っているところをフジに諭される。

いきなり残酷な事が色々発覚して、精神的にも動揺して不安定になっていて、それでも身を呈して兄を守ったわけですからね。
スイセンが不安に思っているのは一目瞭然なんだから、兄として受け止めてやれと背中を押す。

これは多分、アオの事を言っているんでしょうな。
アオの事は大事だけど、呪いのせいで素っ気ない態度を取らざるを得ない事に、内心後悔し続けているんかと。
だから余計に呪いに掛かってないのにスイセンにどう接すればいいかわからないウェイヤスに歯がゆさを感じ、自分とアオの様にはなって欲しくないと、吐血で大ダメージを受けながらも言ってるんでしょうよ。
ウェイヤスもフジに言われて、スイセンと向き合う事を決意。

ずっと傍にいたのに気付けなくてごめんとウェイヤスは謝罪し、どんな姿だろうと大事な弟だから受け入れると言われたスイセンは驚く。
まぁ、やっぱ内心イッキとしての肉体を失ってしまい、おまけに兵器になってしまった自分を受け入れて貰えるか不安だったんでしょうな。
人によっては「どうしても受け入れられない」と拒絶してしまう事もあるわけだし。

ピリリカも「『己を己たらしめるのは信念だ』とパパ上様が言ってた」と、スイセンは兵器じゃなく立派な武士だと豪語し、スイセンも信念ならこの身体でもあると納得。
結局、その人を形作るのは、日々の思考と言動の積み重ねですからな。
ってか、やっぱオープナーが日ノ本ファンで、本当は優しい悪魔だってのは間違いなさそうですな。
とまぁ、感動的な話をしている横で、シーフォーとヒガンは倒しても倒しても湧いてくるシロフネとクロフネに「もう勘弁してくれ」と苦戦中(正に前作の破壊神)
スイセンはそんな2人の前に出て、「クロフネが敗北するのは100%だ」と勇ましげ。

この鋼の如き信念を前にして、仲間達を傷付けられると思うな!
今の自分を受け入れたうえで前へ進もうとするスイセンに全知禁刻が反応して覚醒。
複数の魂が宿った生体魔改神器が、神斧とのシンクロ率を120%も叩き出した事に、カノンラインも驚きつつも成長の可能性に興味津々。
ってなワケで、クロフネ&シロフネとバトル。

スイセンはどっちかと言うとサポートの方が強いうえ、攻撃力や移動力もフジやシーフォーやヒガンに劣るから、ちょっと使い辛いけどね(汗)
ただ、固有技の攻撃範囲が広いので、敵が密集している時は一掃できて便利だし、神討技の攻撃範囲は半端ない広さ。
クロフネとシロフネをボコボコの返り討ちにして、スイセンは改めて「自分はイッキって名前だったみたいです」と名乗るが、やはりまだ慣れない模様。
攫われて改造されてからずーっとスイセンと名乗ってたから、そっちの方が当たり前になっちゃってるんでしょうな。

悪魔を神器に改造って事自体は問題ではあるが、今のスイセンは自分に宿る無数の魂があってこその存在でもあるし、そのおかげで何とかなった部分もあるからね。
「どんな見た目でも名前でも自分は自分だから、今まで通りスイセンと呼んで欲しい」と弟の優しい選択にウェイヤスは「最高の弟が持てて、兄ちゃんは鼻が高い」と、スイセンの意志を尊重する事にしました。
優しいうえに聡い子だなぁ、スイセンは。
まぁ、それも兄や仲間達が今の自分を受け入れてくれたから、そう思える様になったんでしょうけど。
そんな中、いつの間にかカノンラインはいなくなっており、彼女が持ってる始祖の七振りの神弓『善療宵治(ぜんりょうよいち)』を奪い損ねた事を悔いるが、彼女なら改造された民衆を戻せるかもしれないと、とっ捕まえる事になりました。
盛り上がっている一同に対し、シーフォーは突然頭痛に襲われて真っ青。

徐々に記憶が戻って来てますが、ここに来て本格的に戻って来ている模様。
やっぱシーフォーは元は天使っぽいな。
一方、ピリリカも1人でカノンラインを追いかけて「こんな事やめてくれ」と説得するが、カノンラインは呆れる。

うーん、まぁ、「やめてくれ」と言われてあっさりやめる様なら、こんな事にはなってないだろうしなぁ・・・(汗)
「どうしても止めたきゃ私を倒せばいい」とカノンラインは突っぱねて去って行き、「そんな事出来るわけない」とピリリカは途方に暮れる。
次回予告(嘘)

あー、前作の1万歳越えの魔法少女マダムネタね(笑)
マジョレーヌも大事な人の死を回避するって話やったから、それ繋がりかね?

プリティーなのにデストロイとか物騒な技だな。
ってか、SFの戦艦の大砲みたいな技なうえ、敵の殲滅っぷりがヤバイ。
前作の魔女っ娘校長でもこんな物騒な技はなかったと思うぞ(まぁ、隕石ぶっ放す魔法は使ってたけど)

これは怒っていい。寧ろ怒れ。
幼い少年に無理矢理女装させといて、真面目にやったらドン引きして蔑むとか、立派な児童虐待+人権侵害です。
※実際、男子高生に”無理矢理”女装させて街を歩かせた友人の男子高生達が逮捕されたニュースもありますので、マジでやめましょうね。
続く。

ディスガイア7 8話 感想
今回はウェイヤスがパワーアップする話。以下、ネタバレ。...
プロフィール
Author:知実
ゲーム好きだがツッコミ気質な毒舌家で厨二っぽいところがある残念な女。
基本的に遠慮なく言いたい放題言っているので、読むのは自己責任でお願いします。
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