自分流クレソンの育て方

2022/03/19 12:15:19 | 日記 | コメント:0件


今月はブログもゲームもやらず、のんびり園芸や料理をやってます(今は苺が安くなる季節だから主に苺料理)

んで、現在水耕栽培で育てているクレソンがいい感じで育ってきてます。
ククリアの8代目PCじゃないよ(わかる人にはわかるネタ)

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(※ウィキペディアの画像)

よくレストランでハンバーグやステーキに添えられている葉っぱですが、どの野菜や果物よりも栄養価が1番高い最強ハーブと評判ですので、レストランで普段食べずに残す人は次からは食べた方がお得です。
お肉と一緒に食べると臭みが軽減されるし、自分はよく食パン(ホームベーカリー作)にチーズとベーコンとクレソンを挟んで食べてます。
肉や魚の臭みの軽減は生タマネギサラダ(水にひたさず、醤油、レモン汁、砂糖、ゴマ油であえる)も血液サラサラになって糖尿病予防に効果的だからオススメです(どうでもいい)


ちなみにクレソンは繁殖力がミントやドクダミレベルで凄まじいらしく、他の種を駆逐する故に要注意外来生物なので、間違ってもそこら辺の川とか土とかに種をバラまくとかクレソンテロをやらないように(昔はともかく今は動画配信者が何をやらかすかわからん時代だし)
なので、大抵の人は自宅で鉢植えや水耕で栽培してますが、それだと育たなくて失敗する人が結構多いらしく、自分も失敗しまくってた1人でした(汗)
ネットでは簡単だと言う人が多いですが、クレソンを育てる環境(土地の気候とか日当たりとか)によって違いもあるので、あまり鵜呑みにしない方がいいかも(ってか育ててる写真をUPしてない人は本当にちゃんと育ててるのか?ネットで見かけた知識を実戦もせずそのまま乗せてない?って思う)

なので、これから育てる人の為に、自分はどうやって育てているのかを公開しておこうかなと。
ちなみに自分は水耕栽培で、関東である埼玉で都心に近い平地に在住してます。



まず初心者の場合、始めるなら絶対冬の方がいいです。
クレソンは暑さに弱いので(適温は15~20℃らしい)、素人が夏に育てるのはかなり難しく、せめて春か秋とか暑くない時期が良いかと。
はい、夏にやって失敗した大馬鹿者がここにいますんで。
外で育てる場合は春か秋が理想なんじゃないかね?(冬だと水が凍る可能性があるし)
ただ、外だと虫が湧いて葉を丸ハゲにされるとも聞く(汗)


自分がクレソンを育てる為に使ってる物はこんな感じ。

・クレソン(スーパーで売ってるやつ)
・ザルとボウル(100均でセット販売してるやつ)
・園芸用ハサミ
・スポンジ
・肥料
・エアーポンプ
・反射板(アルミ板)
・植物育成ライト(赤、青、紫)


こんなところかな。



・クレソン



自分はスーパーの野菜売り場で売ってたやつを買って、葉っぱはほとんど毟って食べて、頂芽(てっぺんの部分)の辺りの葉はちょっと残した茎を使いました。
頂芽の部分を丸まる切り取った茎でも試してみたけど、光合成をやりにくいせいか、あんま育たず枯れた(汗)
一応種からも育ててるけど、成長が遅いから、すぐに育って欲しい人にはオススメしないかな。



・ザルとボウル
・園芸用ハサミ
・スポンジ


まず100均で売ってる食器洗い用のスポンジを切って、ザルの上に並べて、そのスポンジにクレソンをぶっ刺すって感じ。
スポンジの加工は他の水耕栽培をやってるベテランの人のを調べて真似した方がいいかも(自分はかなりテキトーだし)
ちなみに自分んとこのボウルとザルは同じく100均の1.5Lのやつで、水はスポンジが半分浸かるくらいかな(ザルとボウルの間にエアストーンを挟んで底上げしてるけど)

茎を切る時は、園芸用のハサミで側芽(枝分かれの部分)より1cm下をナナメに切るのがいいかな。
普通のハサミだと茎が潰れて水を吸い上げなくなるらしいので(自分はたまたま生け花用に持ってた)
クレソンは茎よりも根っこから水を吸い上げるっぽいので、まず根っこを伸ばす事が大事で、根っこを伸ばす為に茎から水を吸い上げさせるって感じかな。



注意しなきゃいけない事は、茎は長い期間水の中に入れてると腐って溶けるので、根っこが生えたら引き上げて、スポンジとか網とか発砲スチロールとかを上手く使って根っこだけが水に浸かる様にする事。
これで何度腐らせて駄目にした事か・・・orz

なので、自分は切ったクレソンを水耕栽培用に切ったスポンジにぶっ指して、茎があまり水に浸からない様にして根っこを伸ばしました。
それでも茎が少し腐ったりして慌てたけど(汗)


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こんな感じ(雑な絵)
順調に育てばクレソンは複数の側芽(枝分かれ)からも根っこが生えて、水を吸い上げる箇所が増えると成長が早くなる印象なので、上手く工夫して複数の側芽の根っこも水が浸かるようにした方がいいかも。
でも茎が水に浸かったら腐って全てが台無しになるので、本当に根っこだけが水に浸かる様に気をつけてネ(汗)
茎の色が白くなってきたら腐る一歩手前なので要注意。



・肥料

これは園芸をやる人なら誰もがオススメする王道肥料のハイポニカ液肥を使いました。



ただ、滅茶苦茶強力なので、分量が多いと肥料焼けを起こしてあっと言う間に枯れます(人間で言うなら糖尿病+肥満みたいなもん)
自分は大雑把故に別の植物でやらかして枯らしました・・・orz
現在は500mlのペットボトルに液肥をスポイトで1滴ずつ垂らして、しゃかしゃか振って作った肥料水を植物(生け花、鉢植え、水耕)にちまちまあげてますが、これが1番安定して育ってるかな。
ハイポニカはガチで強力な肥料なので、少な過ぎるくらいが丁度いいんかと。

あと、よく見かける活力剤(緑色の液体のやつ)は”肥料ではない”ので、ぶっちゃけそれだけだとほとんど意味ないから買う必要はないかと(肥料はごはん、活力剤はサプリメント的な役割らしい)
一応買って使ってましたが、あんま意味ないと知ってショックを受けた・・・orz
まぁ、活力剤は植物に元気がない時にあげるといいらしいので、その時に使おうかと。



・エアーポンプ

土、または水の中に酸素がないと植物は駄目になってしまうので、魚の水槽とかに使われるエアーポンプを購入。



ただの水耕と、エアポンプ付き水耕で、どれくらい成長に違いが出るのか実験してる人がいたけど、1ヶ月後、エアポンプ使ってる方が明らかに葉がとても大きくなっていたので、酸素はもの凄く重要なんでしょうな(自分もエアポンプ設置する前はあんまり育たず失敗した)
北海道の野菜や植物が立派に育つのは、土地が広い故に酸素不足に陥りにくいからかね?(あと気候の問題?)
クレソンは流れる小川を再現できればいいので、水流ポンプでやっている人もいるみたいですな
あと、夜間はポンプ止めてても大丈夫(自分は家族に「音がうるさい」と苦情を言われたので夜は止めてる)



・反射板(アルミ板)
・植物育成ライト


我が家は日当たりがいい家に住んでますが、それ故に太陽の熱で水の温度が上がって枯れる心配があったのと、ベランダの出入り口は家族が洗濯モノを干す為に日々出入りする故にひっくり返して駄目にする可能性が高過ぎるので、部屋の隅で育てる事にしました(ベランダはエアーポンプが使えないのと、虫に食われる可能性があるので却下)

でも、やっぱ室内の電気程度じゃ全然駄目らしく、デスクライトにピンクフィルムを撒きつけて照らし、光を逃がさない様に厚紙やダンボールにアルミホイルを貼って作った反射板を設置したら育ちやすくなりました。
何か前にテレビで植物を育てるならピンク色のライトが1番良いと言ってたのを見たので(実際農家でもやっている模様)
ピンクと赤の光が育ちやすく、青と緑の光は逆に育ちにくいって言ってたかな(青ライトは葉を厚くするので多肉植物に良いらしいけど)
でもまぁ、これでもやっぱ育ちにくい印象なので、思い切って専用ライトを購入。



これは青、赤、青+赤の3色の光を出せるLEDライトで、光も10段階に調節できるので、青+赤で100%の光で朝から夕方くらいまで照らし続けました(タイマーがあるので9時間にセット)
そうしたら2~3日で側芽から根っこがもの凄い勢いで伸びまくって、葉もわさわさ増えて、やっぱ今までの光じゃ足りなかったんだと痛感しました(汗)

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側芽から根っこが生えまくったやつ(工場の給水管みたいだな)
よく見ると茎の先が黒くなってますが、腐って溶けた痕です(汗)

でもあんま目に良くなさそうな光なので、上からもアルミ板を乗せて、光があまり目に入らない様にしてます。
つけっぱなしの時に手をつっこんでクレソンの手入れをしたけど、手が日に焼けた様にヒリヒリする(当たり前)


こんな感じかな。

あと、これはどの水耕栽培でも言えるけど、最低でも週に1度は水を取り替える。
肥料の入った水に光を当てると藻が発生しやすいので、なるべく除去しないと栄養の大半が藻に持ってかれ、植物が育ちにくくなるし、最悪枯れる。
カビが生えると植物も駄目になるので、スポンジの汚れはこまめに水洗いして落とす。
時々根っこにも藻がこびりついてたりするので、それも全部洗い落とす。

ちなみに自分はスポンジを定期的に取り替えたい故に、根が張りかけてるところでスポンジから根っこごと引っこ抜きます。
勿論、無理矢理引っこ抜くとせっかく生えた根っこが駄目になってしまいますので、ゆっくり丁寧に引っこ抜いてますよ(笑)
まぁ、それでも時々長い根っこは1~3本くらい切れちゃうけど、それ以上に根っこがボーボーなので問題ないかと(汗)

あ、でも水交換の時に1回だけ下から2番目の側芽から生えてた根っこの束を傷付けちゃって(根元からボッキリ)仕方なく切り取ったけど、水を吸い上げる力が減ったせいか、元気がなくなっちゃったのよね・・・(1番下の側芽の根っこは無事)
やっぱクレソンは根っこが生命線なんだろうな(汗)


クレソンは生育環境に何かしら欠けてると中々育たないけど、揃ってればもの凄い勢いで育ちますな(農家の間では気まぐれな子扱いらしい)
メダカや金魚とかを育ててる人は、水槽にクレソンを入れる(多分水面に網とかを敷いて)とよく育つらしいので、そっちで試してみるといいかもしれませんな。
ただ水槽の上を覆い隠すほど爆発的に繁殖するらしいけど。


今度こそ毎日食べられるほど育てばいいなー。

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