フォーゴットン・アン プレイ日記 最終回
2019/03/28 16:00:32 |
その他(ゲーム) |
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またつくしが大量に生えてきたので、摘んで晩御飯の材料にしてます(笑)
前回のあらすじ。
世界の管理者から、アニマを抜かれたフォゴットリング蘇生の力を貰ったアン。
無事フィグと仲直りし、反乱勢力と協力して、ボンクを止めようと塔に向かう事になりました。
以下、ネタバレ。
最初に通った関所に行くと、友人ティファニーがいましたが、門はボンクが塔周辺のアニマの供給を強制的に止めてしまったので開かず、ティファニーも動揺している模様。

これ、本当に正直に話すとティファニーを殺さなきゃいけなくなるんですよね・・・。
1回馬鹿正直に話してしまったんですが、友人を殺したくなかったし、不殺を貫きたかったのでリセットしました(汗)

嘘は言ってないが、肝心の部分はぼかしてたせいか、ティファニーの疑心暗鬼は消えず。
結局、いつの間にか箱から脱出してきたフィグが内部に侵入して門を開けてくれましたが、全てを察したティファニーはアンを裏切り者扱いする。

いや、いくら育ててもらった恩があったって、流石に全部擁護するわけにはいかんだろ。
それだとただの共依存だし、お互いにとって良くないし、間違ってたら止めてやるのもまた恩返しです。
止めないと明らかに破滅まっしぐらだし(汗)
ティファニーはアンを軽蔑し、喧嘩別れ。
フィグと仲直りしたと思ったら、今度はティファニーと喧嘩。
仕方ない・・・殺すよりマシと考えよう(汗)
そして塔兼自宅に着き、上へ進んでいくと、夢で出てきたボンクの部屋に入る。

いつの間に写真撮ってたのボンク!?(汗)
撮られた記憶ないんですが!
勝手に写真を撮った挙句、わざわざこんなでかい額に入れて部屋に飾るとか、やっぱボンクって変なところで親馬鹿の様な気がする(苦笑)

これとか、壊れたウィングとか、ボンクの手作りだったんか。

このメッセージカードを見る限り、昔は普通にいい父親代わりをしてたボンク。

今でもこういう絵を飾っている辺り、アンの事は大事に思っているんだろうが、それ以上にイーサ帰還への執着が異常なレベルになってしまったってとこか。
部屋の奥へ進むと、そこには膨大な書物が。

それにしたってこの量はすげーな。これ全部読んだのか(汗)
無知な自分でも知っているタイトルがありましたが、他には教訓や哲学や社会学の本も大量に読んだ模様。
これらを読んで要点も理解してるのに、何故あんな行動に走るのか・・・(汗)
まぁ、現実でも自分の都合の良い部分しか受け入れない人は一定いるからな。
同じ物語を読んでいて「お前はこの物語から何を学んだんだよ・・・(汗」とつっこみたくなる人多いし(特に最近のオタク)
かと言って、知る事や考える事は大事だが、あんまり考え過ぎてもネガティブになって良くないって言われるし(実際自殺した文豪も結構いるし、ネットでも悲観してる自称情強は多いし)、学び過ぎないくらいが丁度いいのかも。
んで、防犯システムを解除し、バルブマン達が入れる様になりましたが、彼が追いついたら間違いなく暴力沙汰になるので、彼が来る前に決着をつけようと進む二人の前に立ちはだかる巨大な何か。

登場の仕方がホラーだよ(汗)

アジトの作戦会議で『塔には化け物が住んでいる噂がある』って言ってたけど、この事か。

その正体は、アンの目覚まし時計だったティンク。
「おちびさん」と言う愛称で呼ばれるくらいアンが小さい頃、いきなりいなくなったので水晶化によって死んだのかと勘違いをして泣いたみたいですが、実際は塔の移動装置や番人をやっていた模様。
ティンクはアンとフィグが乗ったリフトを自在に操って翻弄する。

ってかティンクの改造も、この塔の仕掛けも全部ボンクがやったのか。
素晴らしい職人だったとは聞いたけど、ここまでやるとか恐ろしい技術力だな・・・。
何故その技術をもっといい方向に使わなかったし・・・(汗)
ボンクは『フランケンシュタイン』を読んで要点も理解してたみたいだけど、まったく同じ事をしてしまったと。

そしてティンクもイーサに行けば幸せになれると信じている模様。
おまけに凄まじくやさぐれており、「皆自分の利益しか考えない」「自分に利用価値ある者ばかり助ける奴ばかり」「他人に傷付けられるくらいなら自分が先に相手を傷つければいい」「真実を知れば傷付くだけ」と、超根暗な事ばかり言う。
ボンクと繋がる事で水晶化を超越したって事は、この根暗な考えもボンクの影響って事か?(汗)
まぁ、根暗な感情は伝染しやすいし、長年一心同体状態じゃそりゃ根暗にもなりますわな。
だから人間関係でも、前向きだったり普通の人は悪影響を受けない為に離れて行き、最後は根暗な者達だけが残って益々根暗になる悪循環になるんですがね・・・。
幼馴染のティンクを助けたいアンと、アンの友人を心配するフィグだが、ティンクは完全に疑心暗鬼状態。

何でそう物騒な発想になるんだよ!(汗)
被害妄想激し過ぎだろ!
ってか、お前はアンを何だと思ってるんだ!?
アンに昔の自分を重ねて気に掛けてたフィグの様に、ティンクに昔の自分を重ねて助けようとするアン。

そうね、体験版をプレイしてなかったら間違いなくディリーを殺してました。
チュートリアルを利用した巧妙な罠だろ、あれ・・・(汗)
「ティンクを理解して助けたい」と言うアンの言い分すら疑う。

ああ言えばこういう奴だな、ほんと。
どこまで根暗なんだよ・・・(汗)
それで相手を助ける事ができて、自分を高める事もできるのなら別にいいじゃん。
自分の事も相手の事もバランス良く考えられるのが一番いいんだから。
それに相手を理解して、自分も理解するのって、交友するうえでものすごく大事な事なんだぞ。
そしてティンクは塔のシステムそのものなので、鏡を通してアンの行動を全て見ており、アンの言動に矛盾がないか確かめると言う。
自分への説得も、どうせ口だけの綺麗事だろうと思っているティンク。
まず、反乱者として尋問したスピーカーの件。

普通に話し合いでフィグの居場所を教えてもらいましたな。
お次は鏡の設置で揉めていた靴(ライト)とモップの喧嘩の件。

どちらかに味方するのではなく、あくまで中立の立場で話し合い、お互いが納得できる様な結論を出して解決しましたな。
うむ、全然矛盾してないね(どや顔)
これにはティンクも驚いた模様。
相手を見極める時は、『言葉』ではなく『行動』で判断しろと言うし(綺麗事は意味をちゃんと理解してなくても心から思ってなくても言えるからな)、言葉と行動が一致してたらぐうの音も出ないわな。

誰かに従っているだけの時は楽だし、失敗した時に「自分は悪くない。決めたあいつが悪い」と責任逃れができるけど、自分で決めたわけじゃないからどうすれば改善できるか考える事もないし、そんな卑怯で逃げるばかりの自分に益々嫌気が差すだけだしな。
どうせ失敗するなら自分で選んで失敗も経験値にした方がマシです(自分や他人を破滅させるようなのはアウトだけど)
まぁ、自由には『責任』が伴うけどね。
オタクとか表現の自由ばかり主張して責任は取る気ないって人結構多いけど、それだといずれでかいしっぺ返しを食らうので絶対真似しちゃ駄目ですよ(汗)

同じ世界でも、自分が変われば不幸だった世界も幸せな世界に変わるし、嫌いだった自分も好きになれますからな。
不幸だと嘆いてたって世界は変わらないし、周囲だって不幸ぶって他人に依存するだけの根暗より、変わろうと努力する前向きな人の方が親しみやすいだろうし。

ボンクの傀儡だった自分だって自分の事は自分で決められる様になったんだから、ティンクにだってできると言うアンの説得にティンクは動揺する。
ここまで病んだのは、製造所の虐殺現場もずーっと見ざるを得なかったからってのもありそうだな(汗)

正気に返ったティンクはアンにお礼とを言い、そのまま奈落の底へ墜落。
だが、ティンクの言う通り時間がないので、感傷に浸る暇もなく進む二人。
最上階に辿り着き、いよいよボンクとの対面。
アンはひとまず自分一人で行き、ボンクを説得するとフィグに言うが、扉の前で立ち止まる。

直前で怖気づいてしまった模様。
もう執行官としてのアンではなく、完全に普通の女の子になってるな。
不安を打ち明け、同席を求めるほどフィグの事を信頼してるって事か。
やっぱ執行官だった時の振る舞いって、ただ強い女のふりをしてただけっぽい気がする。
ってか、ちょこっと会話した程度でそれを見抜いたフィグもすげーな。
そして部屋に入ると、今のところボンクの姿は見えず。

まずこっちが人間の世界へ行く為のイーサゲート。

そしてこっちがボンクが盗み出した要石。
それらを見ていると、ボンクが上からゴンドラを使って降りてきましたが、やはりアンを裏切り者として罵倒する。

お前と一緒にすんな!(汗)
見捨てるならとっとと塔ごと爆破しとるわ!
自分がこう思うから他人もきっとこう思ってるに違いないとか視野が狭いよ。
アンが「アニマもアルカも忘れて共存しよう」と必死に説得するも、ボンクは聞く耳持たず、フィグのアニマを抜こうとしたりと完全に暴君状態。

まぁ、犠牲にしたものがあまりにも多過ぎるから、今更引き返せないと思うのも仕方ないか。
でも、「これだけの犠牲を払ったからこそ間違いに気付けた」と考える事もできたんじゃないか?
例え無理矢理で思い込みに過ぎなくても、これ以上破滅的行為を続けるよりは絶対マシだし、自分も周囲も幸せになれるだろ。

もう完全に異世界へ行く妄執にとり憑かれているボンクは、アンが「皆の事を考えて」と叫んでも無視してゲートを起動しようとする。
管理者の事を説明しても、「ここは奴の空想世界なんだ。目を覚ませ」と、明らかに現実逃避な発言までする。
「世界が変わればきっと自分も幸せになれる。ここは自分のいるべき世界じゃない」と思い込みたがる異世界転生系に執着する痛々しい駄目オタクを見ている様な気分だ・・・(汗)
幸せは自分で作るより、他所から貰う方が一見楽そうに見えるからな。
実際は不幸ぶってる奴が他所から幸せを貰おうとすると、大抵はすぐ消えるスカスカのシャボン玉みたいな幸せしか手に入らないけどね。
と、そこにボンクを妨害する新たな乱入者。

うわ出たーーーー!!(汗)
バルブマンが追いついてしまったので、武力衝突は避けられなくなってしまいました。
だがボンクはバルブマンのアニマを抜こうとし、バルブマンはアルカを奪おうとする。

ボンクからアルカを剥ぎ取る事は成功しますが、代わりにバルブマンのアニマが抜かれてしまう。
凄まじい執念だな、バルブマン。

しっちゃかめっちゃかになってしまい、アンがボンクのアルカを拾うと管理者から最後の選択の突きつけられる。
この世界を滅ぼしてボンクと一緒にイーサに行くか、この世界を守る為に自分の死を受け入れるか。

今までの行動を考えたら、もう答えは決まってたので、要石にアルカを返しました。

アルカを手放したアンの水晶化は避けられず、フィグはこんな事になってしまったのは自分がアンに製造所を見せてしまったせいだと後悔。
製造所を見せた時点で、アンのアルカを要石に返さなきゃいけない事になるなんて普通思わないしな・・・(汗)

いや、アンも言ってたけど無理だろ(汗)
二人一緒でないと製造所をぶっ壊すのは不可能に近いし、それだと虐殺は続行されたままになっちゃうし、塔ではティンクの妨害もあったし、アンがいなければここまで辿り着けなかったよ。

アンが変わるキッカケをくれたのはフィグですからね。
彼がアンをずっと気に掛けてくれてたから、アンは自分を省みるようになって、自分の事は自分で決めようと思える様になったわけだし。
フィグに別れを告げ、最後はボンクの傍に行くアン。

だって流石に友達や世界を犠牲にしてまで現実逃避したいとは思わんし(汗)
現実を受け入れようぜ、ボンク・・・。
自己犠牲とかではなく、本来ならアンもボンクもとっくの昔に水晶化してる筈で、ただアルカで無理矢理不死になり、寧ろ世界を犠牲にしてきたわけだし。
このうえ世界を滅ぼして元の世界に帰っても、少なくとも心の底から笑って過ごせないだろうし。

そもそもイーサに行ったからと言って、結局は忘れられた存在であるアン達が元の持ち主達に今更受け入れて貰えるとはとても思えないし(皆意図的に捨てられたんだから)
アンがティンクに言った様に、フィグ達みたいに「今いる世界で自分の力で幸せになろう」と思わなければ、結局どこの世界に行っても不幸になるよ。

世界の統治者としては失望しただろうけど、ボンクを家族として大事に思う心はあるから、わざわざこんな危険を冒してまで止めに来たんでしょ。
ボンクは既に寿命を過ぎている為に苦しみ出し、アンも以前アルカを没収された時の様に苦しんで力尽きてED。

過去にこう言ってた通り、二人は死ぬ時まで一緒だったって事か。
ボンクにとっては、この頃が一番平穏で幸せな時だったんじゃないかなー。
自分を慕ってくれて、自分の職人技術に喜んでくれる家族同然のアンがいたのに、世界の事をどんどん知って、妄執にとり憑かれて、今ある平穏な幸せを切り捨てて、自ら不幸を選んだって感じ。
2週間後、二人の水晶を街に降ろしたフィグ。

フィグの台詞を聞いてると、フィグはアンに対して友人以上の感情があったのかなーなんて思う。
かと言って恋愛みたいな甘いものじゃなくて、親愛みたいなものだと思うけど。

ティファニーとも和解し、反乱勢力のアジトは歴史を残す為に図書館になった模様。
しかし、街のあちこちに水晶が増えてるのは、要石が元に戻った影響なんですかね?
そして皆平等ED。

『管理者の前では、いかなる者でも平等かつ丁重に扱われる。世界に干渉する事は稀で、あるがままの生き方を見守っている』
神がヘタに干渉すると、その世界の住人の自由や意思を奪う支配行為に当たるからな。
ワールドネバーランドとかシムズとか(箱庭シミュレーションゲーム)やってても、神であるプレイヤーがあれこれ思い通りにしようとすると大抵悲惨な状況になり、見守る姿勢を貫いた方がいいと悟ったし(見守ってても酷い状態になったら手を出すけど)
だから幸せになりたきゃ他力本願や無いもの強請りをやめて、自分で何とかするしかないんですがね。
神はあくまで世界の幸せを願いつつ見守るのが仕事だと個人的に思う。
クリアー後にはおまけ要素として、好きなシーンから始められるイーサゲートや、ギャラリーが開放されます。

このギャラリーを見ると、EDは全部で4つあるのかな。
恐らく他に、1体以上殺害&イーサ帰還ED、不殺&イーサ帰還ED、1体以上殺害&水晶化EDがあるんかと思います。
あと、ED時にアンの日記にフィグの手記が追加。

(画像クリックで拡大)
これはED時に水晶化したアンに向かってフィグが言ってた台詞ですな。
アンもそうだけど、フィグも絵が上手いな。
ひとまずプレイ日記はこれで終わりかな。
実は1周目をクリアーしたあと、ブログ用のスクショを撮るのと、ストーリーを理解する為にもう一度同じルートをプレイしてます。
初見ではストーリーを理解するのに一杯一杯でスクショあんまり取れなかったうえ、結局ストーリーもあまり理解できなかったので・・・orz
フォゴットリング虐殺ルートや、イーサ帰還EDも見たい気もするが、そんな度胸はないチキンな自分・・・(汗)
フルアニメーションだし、ストーリーも硬派だけどちょっと笑えるところもあるし、値段もお手頃なので個人的にはおススメのゲームです。
プロフィール
Author:知実
ゲーム好きだがツッコミ気質な毒舌家で厨二っぽいところがある残念な女。
基本的に遠慮なく言いたい放題言っているので、読むのは自己責任でお願いします。
最近はYouTubeで雑学マンガ動画も作ってます。
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