有罪×無罪を再びプレイ

2015/11/27 12:54:47 | 推理ゲーム | コメント:0件

久々に「有罪×無罪」がプレイしたくなって引っ張り出しました。



これはプレイヤーである主人公が裁判員の一人になって、放火殺人、保険金殺人、危険運転致死、連続殺人などの事件を、証拠品や証言などを見て、裁判官達や他の裁判員達と議論し、被告人が有罪か無罪か決めるゲームです。

逆転裁判と違うのは、裁判員制度を導入された裁判である事(主人公が裁判員だから当たり前か)と、被告人が有罪か無罪かはプレイヤーにはわからないので自分で見極めて判断を下さなきゃいけないところですな。
あと検察と弁護士は「異議あり!」ではなく「異議!」と言います(笑)
全4話ですが、1話ごとに繋がりはなくパラレルワールドになってるので、主人公は毎回初めての裁判員を体験している事になっています。

裁判官達は毎回同じですが、裁判員達は毎回違う人達です(中には他の話で証人として出てきたり)
見た目は重苦しいですが、出てくるキャラが裁判官も含めて濃いので、思わず噴いてしまう事が結構あります(笑)
とりあえず井原裁判長はマジカッコいい(断言)
あと新事実を発見した時の演出も凝ってて鳥肌が立ちます(初回プレイ時は鳥肌が立ち過ぎて寒気が酷かった・・・)





しかし、アマゾンで観たら値段がとんでもない事になってましたな。
いやまぁ、逆転裁判と違って知名度が凄く低いから、あまり生産されなかったけど、知る人からすれば神ゲーだからな。
これから買う予定がある方は中古を探した方が良いかと・・・(汗)

前にも一応これの感想を書いたんですが、削除しちゃったんですよね。
でも数年後に改めてプレイして、以前とは違う感想もでてきたので書こうかなと。
個人的にこれが推理ゲームでは一番好きなので。


以下、思いっきりネタバレになるので未プレイの方は見ない事をオススメします。


1~3話も当然面白かったのですが、やっぱ4話が一番面白かったですな(3話も結構好きだけど)
自分は初回プレイ時、「1話は無罪で、2話は有罪、3話は無罪だから4話は多分有罪かな」と、かなりせこい事を考えてプレイしてましたな(爆)

譲には健一ごときの為に一生刑務所&死刑になりかねない人生なんて歩ませたくなかったので、有罪にできて良かったと初プレイ時から思ってました。
ちなみに自分は譲と同じ歳な挙句、誕生日も近い9月24日だったので、ビビりつつも親近感があったな(笑)

そして4話と言えばやはり健一。
初回プレイ時は初登場して譲と意味深な沈黙をしていた事から「もしかして千尋とできてたとか?」とか思ったら案の定だったんですよね。
自分から雪枝を選んだくせに「選んだんじゃなくて選ばされただけで僕は被害者なんです!可哀想でしょう!?僕は善良な人間なのに!」な態度には本当に苛々しました。
「どうせ僕が悪いんだ!」とか言いつつ、内心は絶対自分のせいだと思ってないだろ。
ってか、ぶっちゃけ一番騙された可哀想な被害者は千尋だろ。
そりゃ譲も思わず殴りかかりそうになるわ(汗)

そしてラストの件は本当に酷い。
どの口で「僕には千尋しかいないんです」とかぬかしやがるんだ、あの野郎は・・・。
死んだ千尋の事より自分がどれだけ可哀想な人間かばかりをアピールしてたし、寧ろ千尋の事はそっちのけだったし(怒)
「千尋の事を大事にしたかった」とか、「千尋を幸せにできなくて悔やんでいる」とかじゃなく、「周囲に千尋との仲を邪魔されてばかりで辛かった」とか、「やっぱり自分には千尋がいないと駄目」みたいな、千尋がどう考えるかとか全然考えておらず、本当に自分の事しか考えてない感じ。
千尋と恋人になった事で千尋へのいじめが悪化した時も、千尋の身を案じてる様に見せかけて、結局自分が責任を取りたくないから&自分を甘やかしてくれそうだから雪枝を選んだわけだし。
しかも自分が殺した女の遺髪を持ち歩くとか本当に気が狂ってるとしか言い様がない(汗)
マジでさっさと刑務所にブチ込みたい奴だわ・・・危険人物すぎんだろ、こいつ。


本当、何故続編が出ないんだ・・・。
最近のバグゲーやら詐欺商法に金掛けるくらいなら、こっちに資金回した方がよっぽど有意義だわ。
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